豚コレラの発生が続いております。前回お伝えした以降も続いており終息が見えておりません。
4月23日時点の情報をお伝えします。
まず、岐阜県の野生イノシシの感染確認検査結果についてお知らせします。
4月23日発表によりますと、検査実施35頭中、陽性23頭となります。
捕獲場所は、瑞浪市、本巣市、美濃加茂市、関市、山県市、恵那市、可児市、御嵩町、富加町、白川町、七宗町、川辺町、中津川市、郡上市となります。
県内で豚コレラ陽性判定となった野生のイノシシは合計351頭(検査実施1047頭)となります。
4月23日時点の情報をお伝えします。
まず、岐阜県の野生イノシシの感染確認検査結果についてお知らせします。
4月23日発表によりますと、検査実施35頭中、陽性23頭となります。
捕獲場所は、瑞浪市、本巣市、美濃加茂市、関市、山県市、恵那市、可児市、御嵩町、富加町、白川町、七宗町、川辺町、中津川市、郡上市となります。
県内で豚コレラ陽性判定となった野生のイノシシは合計351頭(検査実施1047頭)となります。
参考までに4月22日発表では検査実施8頭中、陽性6頭となります。
捕獲場所は、恵那市、岐阜市、美濃加茂市、可児市、土岐市から捕獲されましたが、土岐市の検体は死亡しています。
県内で豚コレラ陽性判定となった野生のイノシシは合計328頭(検査実施は1012頭)となります。
恵那市の農場において発生した防疫措置が4月22日午前8時に完了しています。
発生農場は恵那市で9858頭、岐阜市と畜場68頭合計9926頭。
殺処分は20日9830頭(28頭は死亡)、と畜場は17日完了。
埋却実施は21日17時すぎ終了し、農場の消毒は22日午前8時完了となります。
搬出制限解除日を5月10日午前0時、移動制限解除日5月28日午前0時となる予定です。
発生農場は恵那市で9858頭、岐阜市と畜場68頭合計9926頭。
殺処分は20日9830頭(28頭は死亡)、と畜場は17日完了。
埋却実施は21日17時すぎ終了し、農場の消毒は22日午前8時完了となります。
搬出制限解除日を5月10日午前0時、移動制限解除日5月28日午前0時となる予定です。
なお、現在岐阜県での新たな発生は報告されていません。
(詳細は岐阜県のホームページを参照ください)
(詳細は岐阜県のホームページを参照ください)
愛知県での情報です。
4月21日瀬戸市の養豚場(飼養頭数1186頭)から通報があり、豚コレラの疑いがあり22日確認されました。
以後殺処分が22日より開始し、埋却作業を23日より開始しています。
25日防疫措置完了を予定しています。
野生イノシシの豚コレラ検査結果は、4月18日報道で、12頭捕獲し全て陰性でした。
参考までに陽性のイノシシは春日井市、犬山市のみで近隣に瀬戸市があります。
(詳細は愛知県のホームページを参照ください)
4月21日瀬戸市の養豚場(飼養頭数1186頭)から通報があり、豚コレラの疑いがあり22日確認されました。
以後殺処分が22日より開始し、埋却作業を23日より開始しています。
25日防疫措置完了を予定しています。
野生イノシシの豚コレラ検査結果は、4月18日報道で、12頭捕獲し全て陰性でした。
参考までに陽性のイノシシは春日井市、犬山市のみで近隣に瀬戸市があります。
(詳細は愛知県のホームページを参照ください)
次に、PED(豚流行性下痢)について、ご報告します。
千葉県では、引き続き発生が続いており1月から4月17日まで82例の報告があります。
発生総数は79900頭を少し超える数となり、死亡数は17163頭(昨年発生は含みません)となります。
4月に入り8例報告されています。報告件数は少なくなりつつあると感じております。
他県では4県(北海道、岩手、茨城、愛媛)に発生があり、千葉が突出して多い発症と死亡頭数が報告されています。
北海道では3月9日が最終で死亡頭数63頭、岩手県では昨年11月29日が最終で本年は発生報告がありません。(累計死亡頭数61頭)
茨城県では4月15日が最終で65頭、愛媛県は昨年12月25日で累計死亡頭数は0頭です。
(千葉県のホームページを参照ください)
(他県情報は農林水産省の平成30年シーズン発生状況から引用しています)
千葉県では、引き続き発生が続いており1月から4月17日まで82例の報告があります。
発生総数は79900頭を少し超える数となり、死亡数は17163頭(昨年発生は含みません)となります。
4月に入り8例報告されています。報告件数は少なくなりつつあると感じております。
他県では4県(北海道、岩手、茨城、愛媛)に発生があり、千葉が突出して多い発症と死亡頭数が報告されています。
北海道では3月9日が最終で死亡頭数63頭、岩手県では昨年11月29日が最終で本年は発生報告がありません。(累計死亡頭数61頭)
茨城県では4月15日が最終で65頭、愛媛県は昨年12月25日で累計死亡頭数は0頭です。
(千葉県のホームページを参照ください)
(他県情報は農林水産省の平成30年シーズン発生状況から引用しています)
最後に、岐阜新聞Web版から大変ご苦労されている現状についてお伝えします。
4月18日版で、恵那市で約1万頭飼養されていた農場で発生があり殺処分等が行われ大変ご苦労されています。
上記、恵那市の情報を参照ください。
岐阜県も豚コレラが終息できず心配が続きます。経済的損失も計り知れず、県内養豚業は壊滅するという発言は大変な重みがあります。
家畜へのワクチン投与はできるだけ避けたい国の方針のもと、野生イノシシにワクチンを投与して終息を狙うわけですが、それまで養豚家の皆さんが疲弊してしまうのではないかという報道です。
殺処分されると国から補償があるとしてもそれで経営が成り立つことはありません。
清浄化して再度飼養すればよいといわれますが、終息が見えないため心配が付きまといます。
記事の通り1万頭近くが殺処分されたのは記憶に新しく衝撃的な事例です。
4月18日版で、恵那市で約1万頭飼養されていた農場で発生があり殺処分等が行われ大変ご苦労されています。
上記、恵那市の情報を参照ください。
岐阜県も豚コレラが終息できず心配が続きます。経済的損失も計り知れず、県内養豚業は壊滅するという発言は大変な重みがあります。
家畜へのワクチン投与はできるだけ避けたい国の方針のもと、野生イノシシにワクチンを投与して終息を狙うわけですが、それまで養豚家の皆さんが疲弊してしまうのではないかという報道です。
殺処分されると国から補償があるとしてもそれで経営が成り立つことはありません。
清浄化して再度飼養すればよいといわれますが、終息が見えないため心配が付きまといます。
記事の通り1万頭近くが殺処分されたのは記憶に新しく衝撃的な事例です。
23日知事と農水大臣等の会談がありました。早期終息の為の対策を求める業界と理解を求める県、従来の方針を進めたい国と妥協点が見いだせるのか注目されます。
方針は輸出との兼ね合いや国内農家の保護等見極めて実施されましょう。飼養衛生管理基準を遵守してもなお、制御できない場合養豚家に皆さんはどのように対応できるのでしょうか。
解決策があることを期待しております。
方針は輸出との兼ね合いや国内農家の保護等見極めて実施されましょう。飼養衛生管理基準を遵守してもなお、制御できない場合養豚家に皆さんはどのように対応できるのでしょうか。
解決策があることを期待しております。