今回は、畜産物の消費先である外食や中食の消費動向を見て畜産物の販路検討や現状を確認して経営反映する資料としてご活用いただきたいと思います。
なお、養鶏に関するデータやGAPの認知度等の畜産データは「はてなブログ(nogutikusan`s diary)に掲載しております。nogutikusanで検索して是非ご覧ください」
畜産物は主に国内で消費され、店頭販売を介しての一般家庭購入や外食や中食等加工筋を介して販売する販路が主になります。
畜産家の皆さんはどこに比重を置かれているのか、畜産物が出荷されてから消費者が手に取るまで、口にするまでの意識を考えてみます。
なお、養鶏に関するデータやGAPの認知度等の畜産データは「はてなブログ(nogutikusan`s diary)に掲載しております。nogutikusanで検索して是非ご覧ください」
畜産物は主に国内で消費され、店頭販売を介しての一般家庭購入や外食や中食等加工筋を介して販売する販路が主になります。
畜産家の皆さんはどこに比重を置かれているのか、畜産物が出荷されてから消費者が手に取るまで、口にするまでの意識を考えてみます。
1、店頭販売での消費者の意識調査
日本政策金融公庫農林水産事業は、「平成 31 年 1 月消費者動向調査」を実施しました。
現在の食の志向は「健康志向」、「経済性志向」が上昇傾向にあり、特に「健康志向」は過去最高となりました。
また、国産食品と輸入食品に対する価格のイメージは、国産食品は「高い」、
輸入食品は「安い」といった従来のイメージが変化しており、国産食品と輸入食品の価格に対するイメージの差は縮小傾向にあることが伺えます。
①消費者は何を基準に商品を買い求めるのか(食の志向)
消費者の世代別で見ますと世相を表しており、この辺の対応を検討すると新たな消費拡大が狙えると思われます。
健康志向は全体に50代を超える世代が最も高く(各世代50%以上の方があてはまる)、逆に20代~40代はさほどではない(各世代35%程度)
といえます。
では、健康志向の60代・70代は他にどのような志向なのか「安全志向」「手作り志向」「国産志向」であるとデータが示しています。「経済性志向」は各世代の中で最も低くなっています。
このことから、60代以上の方は国産を購入する最も多い世代であると推察されます。(国産志向)
イメージとして、「国産品を買い求め、自宅で消費する。(手作り志向)安い物や外国品のような産地や安心感がハッキリしない(得体のしれない)ものは敬遠される(経済性志向・安全志向)」
というところでしょうか。
では、若い世代はどうでしょうか。
最も多いのは「経済性志向」で20代47.9%、30代45.3%、40代42.5%となります。収入から見あった食材の購入やコスパに優れた消費を求めている世代と言えます。
この世代は、「簡便化志向」も高く、中食や外食等仕事・育児等時間を有効に活用したいと思う気持ちがデータから現れています。
また、「安全志向」は20代で10%、30代で13.5%と10%台が50代まで続き、今の食に対する不安が少ないことの表れであるといえます。
この世代をイメージすると、「経済性を第一に考え(経済性志向)、育児・仕事から調理は簡単に済ませたい(簡便化志向)し、必ずしも手作りにはこだわらず、国産品でなくても良い(国産志向)が、おいしいものには努力やお金を惜しまない(美食志向)」といえます。
「いい物はいい」しかし国産品等のイメージには特に関心がなく、時間や手間を第一に考えた調理を基本とした合理的な考えを持った方であると推察されます。
日本政策金融公庫農林水産事業は、「平成 31 年 1 月消費者動向調査」を実施しました。
現在の食の志向は「健康志向」、「経済性志向」が上昇傾向にあり、特に「健康志向」は過去最高となりました。
また、国産食品と輸入食品に対する価格のイメージは、国産食品は「高い」、
輸入食品は「安い」といった従来のイメージが変化しており、国産食品と輸入食品の価格に対するイメージの差は縮小傾向にあることが伺えます。
①消費者は何を基準に商品を買い求めるのか(食の志向)
消費者の世代別で見ますと世相を表しており、この辺の対応を検討すると新たな消費拡大が狙えると思われます。
健康志向は全体に50代を超える世代が最も高く(各世代50%以上の方があてはまる)、逆に20代~40代はさほどではない(各世代35%程度)
といえます。
では、健康志向の60代・70代は他にどのような志向なのか「安全志向」「手作り志向」「国産志向」であるとデータが示しています。「経済性志向」は各世代の中で最も低くなっています。
このことから、60代以上の方は国産を購入する最も多い世代であると推察されます。(国産志向)
イメージとして、「国産品を買い求め、自宅で消費する。(手作り志向)安い物や外国品のような産地や安心感がハッキリしない(得体のしれない)ものは敬遠される(経済性志向・安全志向)」
というところでしょうか。
では、若い世代はどうでしょうか。
最も多いのは「経済性志向」で20代47.9%、30代45.3%、40代42.5%となります。収入から見あった食材の購入やコスパに優れた消費を求めている世代と言えます。
この世代は、「簡便化志向」も高く、中食や外食等仕事・育児等時間を有効に活用したいと思う気持ちがデータから現れています。
また、「安全志向」は20代で10%、30代で13.5%と10%台が50代まで続き、今の食に対する不安が少ないことの表れであるといえます。
この世代をイメージすると、「経済性を第一に考え(経済性志向)、育児・仕事から調理は簡単に済ませたい(簡便化志向)し、必ずしも手作りにはこだわらず、国産品でなくても良い(国産志向)が、おいしいものには努力やお金を惜しまない(美食志向)」といえます。
「いい物はいい」しかし国産品等のイメージには特に関心がなく、時間や手間を第一に考えた調理を基本とした合理的な考えを持った方であると推察されます。
このことから、世代により消費動向が異なっていることから買い物される客層により品ぞろえを行うとより良い購買力向上につながるのでしょう。
しかし、畜産業から見ますと少し厄介でもあります。それは、「安心で美味しい国産品」というフレーズ・イメージは若い世代には通用しないということで、近い将来消費動向に変化をもたらすといえます。
そうなりますと、必ず国産畜産物でなくても良く、それより中食(チルド品や総菜)として活用できるような畜産物に変化しなければ価格からみて外国産に少しづつ置き換わる可能性があります。
今の国産物の購入が人口減少で少なくなっていくのはその通りですが、細部を見ますとこれから日本を盛り立てていく若い世代は国産のイメージが十分でないことから、経済性・簡便性を第一に検討されてしまうと大変です。
ですのでこの世代に「国産はこんなに美味しく・安心安全なのです」とアピールする必要があります。
個人的な意見ですが、若い方の魚離れはここにあると思っています。コスパから回転すし店は盛況ですが、魚の家庭消費は少ない。つまり家庭での下処理や焼き魚の匂い、調理の手間や後片付けの面倒、可食部が意外と少ないことによる割高感も相まっているのではと考えています。
しかし、畜産業から見ますと少し厄介でもあります。それは、「安心で美味しい国産品」というフレーズ・イメージは若い世代には通用しないということで、近い将来消費動向に変化をもたらすといえます。
そうなりますと、必ず国産畜産物でなくても良く、それより中食(チルド品や総菜)として活用できるような畜産物に変化しなければ価格からみて外国産に少しづつ置き換わる可能性があります。
今の国産物の購入が人口減少で少なくなっていくのはその通りですが、細部を見ますとこれから日本を盛り立てていく若い世代は国産のイメージが十分でないことから、経済性・簡便性を第一に検討されてしまうと大変です。
ですのでこの世代に「国産はこんなに美味しく・安心安全なのです」とアピールする必要があります。
個人的な意見ですが、若い方の魚離れはここにあると思っています。コスパから回転すし店は盛況ですが、魚の家庭消費は少ない。つまり家庭での下処理や焼き魚の匂い、調理の手間や後片付けの面倒、可食部が意外と少ないことによる割高感も相まっているのではと考えています。
では、世代全てを勘案したデータから「食料品を購入するとき」「外食するとき」の国産品を気にかけているのか見てみます。
平成31年1月の調査では、「気にかける」と答えた方は72.3%で平成29年1月の80.4%の8%低下となります。
逆に「気にかけない」という方は24.9%で平成30年7月に続き20%台を維持して上昇しているのが分かります。
平成31年1月の調査では、「気にかける」と答えた方は72.3%で平成29年1月の80.4%の8%低下となります。
逆に「気にかけない」という方は24.9%で平成30年7月に続き20%台を維持して上昇しているのが分かります。
このことから、消費者は必ずしも国産でなければならないという考えが少なくなっており、国産に対するイメージが消費者に訴求できていないといえるのです。
ですので国産の良さをPRすることでイメージを植え付けるような戦略が必要でしょう。それは、畜産農家が出来ることではありません。生産者全体・販売者全体で考えるべきでしょう。
ですので国産の良さをPRすることでイメージを植え付けるような戦略が必要でしょう。それは、畜産農家が出来ることではありません。生産者全体・販売者全体で考えるべきでしょう。
2、外食するときに国産品を気にかけているかについて
①平成31年1月の調査では、「気にかける」と答えた方は32.5%で平成28年1月の41.9%の9%低下しています。
逆に「気にかけない」という方は60.3%で平成28年1月から50%であったものが10%程度上昇しているのが分かります。
①平成31年1月の調査では、「気にかける」と答えた方は32.5%で平成28年1月の41.9%の9%低下しています。
逆に「気にかけない」という方は60.3%で平成28年1月から50%であったものが10%程度上昇しているのが分かります。
このことから見えるのは、野菜は国産品を好む傾向がありますが(ちゃんぽん店の国産野菜使用で値上げしても消費者は理解を示しています)
肉類等は国産の使用がもともと少ないためこだわる理由が見当たらないといえるのでしょう。先ほどの国産のイメージが訴求できていないことが原因と推察されます。
野菜の不祥事はよくニュース等で報道されます(残留農薬である国からの輸入品に心配等)から、野菜には慎重な意見もよく聞きます。(冷凍食品でも野菜を使用したものはイメージが植え付けれている傾向があります)
しかし、畜産物の不祥事はあまり報じられません。(過去のBSE等)これは、外国産が問題を生じさせて大きく報じられますと、国産にもそのイメージが定着してしまい購入を躊躇してしまう流れがあることや事故報道が少ないことで、外国産でも不安をあまり感じさせないといえるのでしょう。
このことからも、国産のイメージを定着できるよう業界内で盛り上げる必要があるといえます。
肉類等は国産の使用がもともと少ないためこだわる理由が見当たらないといえるのでしょう。先ほどの国産のイメージが訴求できていないことが原因と推察されます。
野菜の不祥事はよくニュース等で報道されます(残留農薬である国からの輸入品に心配等)から、野菜には慎重な意見もよく聞きます。(冷凍食品でも野菜を使用したものはイメージが植え付けれている傾向があります)
しかし、畜産物の不祥事はあまり報じられません。(過去のBSE等)これは、外国産が問題を生じさせて大きく報じられますと、国産にもそのイメージが定着してしまい購入を躊躇してしまう流れがあることや事故報道が少ないことで、外国産でも不安をあまり感じさせないといえるのでしょう。
このことからも、国産のイメージを定着できるよう業界内で盛り上げる必要があるといえます。
②外国産品は安く・安全と感じるのか。消費者はどう見るのか
平成31年1月では57.4%と60%代を割り込みました。(平成28年1月では安いと答えた方は64.1%でした)
このことから、近年の円安等経済事情によるところも大きいでしょうが、国産品と変わらない差となっていると感じます。
であれば、価格差が少ないと言えれば国産を売り込むいい時期でもありましょう。
輸入食品に対する安全面について聞きますと
「安全である」と答えた方は2%でほぼ変わらず。逆に「どちらとも言えない」が61%になり、
平成28年1月の52.3%から7%程度上昇が続いています。安全かわからいないが事故報道が少ないことにより輸入品は「安かろう悪かろう」ではなくなりつつあるようです。
イメージとして、「安全ではないのかもしれないが、少し心配だが避けるような理由でもない」となるのでしょう。
③国産品はおいしいのか
国産食品はおいしいと答えた方は55.3%で平成28年1月の64.8%から9%低下で年々低下しています。
輸入食品も美味しいと答えた方は3.7%で年々減少しており、国産・輸入産ともに「どちらでもない」が多くなります。
つまり、国産であろうと・輸入品であろうと「どちらもすこぶるおいしい」という結論出ないのでしょう。逆に言えば「おいしさは重要であるが、その差はなく優劣付けられない」が本音なのでしょう。
ですので、国産がおいしくないという理由ではないと私は考えています。
では、最後に価格差について見てみましょう。
消費者の最も多い選択は
豚肉で見ますと
「10%高までなら」17.8%「20%高までなら」15.9%「同等であれば国産品を選ぶ」26.5%「国産品のこだわりはない」15.2%となり、
価格差がなければ、国産品を購入するが、高い場合でも10%高いまでで20%高くなっても購入を検討するような結果です。
鶏肉では、「10%高までなら」17.7%「20%高までなら」15.1%「同等であれば国産品を選ぶ」26.2%「国産品のこだわりはない」14.8%となり、
価格差がなければ同様の結果ですが、国産品を購入するが、高い場合でも10%高いまでで20%高くなっても購入を検討するような結果です。
3、外食・中食の利用
では、消費者は外食や中食についてどのように利用しているのか考えて見ましょう。
日本政策金融公庫農林水産事業は、平成 30 年7月に実施した「平成 30 年度上半期消費者動向調査」において、中食※と外食の利用動向を調査しました。
(調査対象全国20代から70代の男女各1000人ずつ)
その結果、平成 15 年7月の調査と比べ、男女ともに中食の利用頻度について、「週に2回程度」以上の回答割合が増加していることがわかりました。同様に、外食の利用頻度は、「週に1回程度」以上の回答が増加しています。
また、今後の中食の利用頻度については、「増えると思う」と回答した割合が「減ると思う」と回答した割合の約2倍となっており、今後はさらに中食の利用が増加することが伺えます。
※ 中食とは、市販の弁当やそう菜など、家庭外で調理・加工された食品の総称。
または、その食品を家庭や職場等でそのまま食べることを指します。
(調査資料から引用)
①中食の利用頻度
男性の中食頻度は週2回程度が18.2%で平成15年7月11.5%と6.5%の増加です。
女性の中食頻度は週2回程度が18%で15年前が13.9%でしたから4%の上昇ですが、
週3・4回程度が最も伸びて11.5%でした。(15年前は6.1%で5%の増加です)
このことから、女性が中食頻度が増加した理由として、世代別データがあればはっきりしますが、推測ですが「仕事に従事している方が多く中食を活用される方(就労中の食事や時短調理や個食等)が一定数いらっしゃる」ことでしょうか。(2018年8月総務省発表で女性の就業者数は6年で303万人増加)
就業されている方が多い状況が続く等今後も中食の利用が続くと思われます。
では、消費者は外食や中食についてどのように利用しているのか考えて見ましょう。
日本政策金融公庫農林水産事業は、平成 30 年7月に実施した「平成 30 年度上半期消費者動向調査」において、中食※と外食の利用動向を調査しました。
(調査対象全国20代から70代の男女各1000人ずつ)
その結果、平成 15 年7月の調査と比べ、男女ともに中食の利用頻度について、「週に2回程度」以上の回答割合が増加していることがわかりました。同様に、外食の利用頻度は、「週に1回程度」以上の回答が増加しています。
また、今後の中食の利用頻度については、「増えると思う」と回答した割合が「減ると思う」と回答した割合の約2倍となっており、今後はさらに中食の利用が増加することが伺えます。
※ 中食とは、市販の弁当やそう菜など、家庭外で調理・加工された食品の総称。
または、その食品を家庭や職場等でそのまま食べることを指します。
(調査資料から引用)
①中食の利用頻度
男性の中食頻度は週2回程度が18.2%で平成15年7月11.5%と6.5%の増加です。
女性の中食頻度は週2回程度が18%で15年前が13.9%でしたから4%の上昇ですが、
週3・4回程度が最も伸びて11.5%でした。(15年前は6.1%で5%の増加です)
このことから、女性が中食頻度が増加した理由として、世代別データがあればはっきりしますが、推測ですが「仕事に従事している方が多く中食を活用される方(就労中の食事や時短調理や個食等)が一定数いらっしゃる」ことでしょうか。(2018年8月総務省発表で女性の就業者数は6年で303万人増加)
就業されている方が多い状況が続く等今後も中食の利用が続くと思われます。
②外食の利用頻度
男性の外食頻度は週2回程度が11.2%で平成15年7月8.7%と2%程度の増加です。
女性の外食頻度は週2回程度が8.1%で15年前が5.5%でしたから
2%程度の上昇ですが、週3・4回程度が最も伸びて21%でした。(15年前は13.6%で4%の増加です)
このことから、中食同様増加した理由として、世代別データがあればはっきりしますが推測ですが「仕事に従事している方が多く外食を活用される方(就労中の食事や時短調理や個食等)が一定数いらっしゃる」ことでしょうか。
就業されている方が多い状況が続く等今後も利用が続くと思われます。
男性の外食頻度は週2回程度が11.2%で平成15年7月8.7%と2%程度の増加です。
女性の外食頻度は週2回程度が8.1%で15年前が5.5%でしたから
2%程度の上昇ですが、週3・4回程度が最も伸びて21%でした。(15年前は13.6%で4%の増加です)
このことから、中食同様増加した理由として、世代別データがあればはっきりしますが推測ですが「仕事に従事している方が多く外食を活用される方(就労中の食事や時短調理や個食等)が一定数いらっしゃる」ことでしょうか。
就業されている方が多い状況が続く等今後も利用が続くと思われます。
では、中食で良く行く店を利用される理由を尋ねると最も多い理由は
「低価格、値段が手ごろだから」男性59.4%・女性52.4%で最も多く、
次に「いつも利用していて安心、信用できるから」男女とも42%台です。
しかし、女性の場合「家庭の好きな料理があるから」が9.3%(男性は7.6%)、
「値段が少々高くても美味しいから」14.5%(男性9.5%)と
男性と異なり(男性はコスパ・いつもの店が優先)、好きな料理や美味しい等食事を楽しむという食事を大切にされる方がいる結果があります。
外食も、数値は異なりますが、理由は中食とほぼ同じ結果となっています。
「低価格、値段が手ごろだから」男性59.4%・女性52.4%で最も多く、
次に「いつも利用していて安心、信用できるから」男女とも42%台です。
しかし、女性の場合「家庭の好きな料理があるから」が9.3%(男性は7.6%)、
「値段が少々高くても美味しいから」14.5%(男性9.5%)と
男性と異なり(男性はコスパ・いつもの店が優先)、好きな料理や美味しい等食事を楽しむという食事を大切にされる方がいる結果があります。
外食も、数値は異なりますが、理由は中食とほぼ同じ結果となっています。
畜産物のアピールとして、ある程度の価格で美味しい料理を提供するような飲食店があればおいしさが強調でき畜産物にさらなる需要が見込まれます。しかし、低価格を売りにしている飲食店では価格競争が予想され外食(中食)には採用されない可能性があります。
消費者は「経済性」を強調していますが、「値段が少々高くても美味しい」を求めることから、低価格にあえて訴えることも現時点ではなくても良いのではないでしょうか。
中食・外食の需要は今後も続くと思われます。畜産品をどのように採用されるか検討する価値はあるのかもしれません。
GAP総合研究所が今月公表した情報では
「消費者にもGAPを知ってもらいたい。GAP認証食材を活用したビュッフェレストランを銀座に作りました。「グランイート銀座」オープン。」
価格的にはリーズナブルでこのようなこだわり飲食店が多く誕生することで消費者からの認知が広がるのかもしれません。
国産で安心安全だけでは消費者の心に響きにくくなり、輸入食品への不満が薄れていることから国産にこだわらない事実。国産をアピールすると同時に外食に取り入れてもらうためにもこだわりの飲食店からの発信があっても良いのではないでしょうか。
消費者は「経済性」を強調していますが、「値段が少々高くても美味しい」を求めることから、低価格にあえて訴えることも現時点ではなくても良いのではないでしょうか。
中食・外食の需要は今後も続くと思われます。畜産品をどのように採用されるか検討する価値はあるのかもしれません。
GAP総合研究所が今月公表した情報では
「消費者にもGAPを知ってもらいたい。GAP認証食材を活用したビュッフェレストランを銀座に作りました。「グランイート銀座」オープン。」
価格的にはリーズナブルでこのようなこだわり飲食店が多く誕生することで消費者からの認知が広がるのかもしれません。
国産で安心安全だけでは消費者の心に響きにくくなり、輸入食品への不満が薄れていることから国産にこだわらない事実。国産をアピールすると同時に外食に取り入れてもらうためにもこだわりの飲食店からの発信があっても良いのではないでしょうか。